「私たちは金のボウルを持って生まれてきたのよ。」
これは、レイアロハロミロミの師匠(クム)がよく話してくれるハワイアンバリューのお話の1つ。
※ハワイアンバリューとは、古代のハワイアンたちが持っていた人生観、人生哲学のこと。
それは、こんなお話です。
私たちは、生まれてくる時、お腹に金色のボウル(器)を持って生まれてきたそうです。
生まれた時はきらきら輝いていて
美しくて
軽かった金のボウルが、
成長するにつれて、石ころが溜め込まれていって
どんどん重たくなります。
その石ころというのは、
自己否定の気持ちや
不要な心配事
人に対するネガティブな感情
周りを妬み羨む気持ち
どうせ・・・、と人生を諦める気持ち、
人と比較して抱く劣等感
不安や恐れ
執着の気持ち
不要な固定概念など…
そういった、暗くて重たいエネルギーのことです。
重たくて汚れた石ころなんて道に返してしまえばいいのに、
持ち続ける必要のない石ころを
私たちは大事に大事に金のボウルにため込んで、
いっぱいになって、
金色のボウルの底も見えなくなっている。
そうして、重たい重たい気持ちを抱えて人生を生きている人が、たくさんいる。
でも、大丈夫。
その石ころを1つずつまた取り除いていけば、どんどん軽くなっていく。
また、きれいな金色の底が見えてくる。
その石ころがもういらないと気づいたなら、
今日からその不要な思いの石ころを取り除いて、輝く自分を取り戻していきましょう。
私は、ずっとお腹のあたりに重たくて黒いもの(重たい感情の塊)があって、ずっと取りたいのに取れないともがいていた時、この話を聞いて、少し心が軽くなりました。
やっぱり、この重たいものは取り除くことができるんだ。もっと軽くなれるんだ!ってことがわかったし、
そして私の中には金色のきれいなボウルがあるんだ!!
せっかくならその器に、素敵なもの、大好きなものをいっぱいいれていきたい!
と、前向きな気持になれました。
そしてこんな解釈に使う時もあります。
たまに、「なんて嫌な人!」って思う人に出会うこともあるけど、
「でもきっとこの嫌な人も金のボウルを持っていて、ただ今は石ころがたくさん溜まっちゃってるから、そんな嫌な感じになっちゃってるだけなんだよね。本来のこの人はきっと素敵で美しい人なんだよね。」
なんて思うと、ほんのちょっと許せたり、
「何であんなこと言われなきゃいけないの!」と思い返して必要以上にイライラを引きずることもなくなる。
「あー、ちょっとね、今は金のボウルが重たくてくすんじゃってるんだよね、じゃあしょうがないよね、人生いろいろあるよね。」
そんな、ふわっと、さらっと許せる気持ちが湧いてくる。
逆に、自分が嫌いでしょうがないっていう人も、私はもともとこんな嫌な人間じゃない、いらない石ころを手放せばいいだけ。って思えば、なんか希望が湧いてきませんか?
せっかくの金のボウルに、汚い石ころ詰め込んでるって考えたら、なんか嫌だよね笑。
「あれもいらん!これもいらん!全部いらん!!!!!!!!!」
って、どんどん手放したくなりませんか?私はなりました♪
あなたも、自分だけのきれいな金ピカのボウルを素敵に磨いていってくださいね♪
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