クムカレンが現代に蘇らせたシェルヒーリングとは

私のロミロミの師匠、クム ケハウラニ(ケハウラニ先生という意味)のさらにその上の師匠は、クム カレンという方です。

左:師匠のクム ケハウラニ(レイアロハロミロミ代表)  右:大師匠のクム カレン カフ任命式にて

私がロミロミを学び始めたのは2021年ですが、クムカレンは2019年にこの世を旅立ちましたので、お会いしたことはありません。ですが、クム ケハウラニやクム カレンから直接学んだことのある先輩オハナたちが、クム カレンのお話をたくさんしてくれます。

また、ロミロミを始める前と後の祈りのプレ(Pule)でも必ずクム カレンとさらにそのご師匠たちにもご挨拶をします。そしてロミロミ施術中にもすぐ近くで手伝ってくれることを感じるので、直接会ったことはなくても私達レイアロハのオハナにとっては、とても身近な存在です。

目次

現代に蘇ったシェルヒーリング

クム カレンは、霊的感性が高く、ヒーラーでもありました。

天からのメッセージを受け取ることを「降ろす」という言い方をしたりもしますが、クム カレンはこの「シェルヒーリング」を降ろして、ロミロミに取り入れました。

シェルヒーリングは、その名の通り貝殻(シェル)を使って癒やす技法です。
それこそ、何百年前、リラクゼーションではない、ボディーワークとしてのロミロミが当たり前だった頃、シェルヒーリングも存在していたそうです。それが時代の流れとともに伝承されず、途絶えてしまっていました。

それを天から降ろして現代に蘇らせたのが大師匠、クム カレンです。

アロハの大きなクム カレン大師匠

古代のハワイアンは、「自然界のものには全て、癒やす力が宿っている」と考えていました。
なので当然、シェルも自然界のものの一つとして、癒やしに使われていました。

シェルヒーリングのやり方

では、貝殻(シェル)を使ってどのように癒やすのか。

シェルヒーリングは体に触れない施術で、基本的には体の周りで行います。

  • 体の表面にこびりついているような重たいマイナスエネルギーを取り除く
  • 肩こりなど、手ではビクともしないような頑固な筋肉の塊をほぐす
  • 目の上に置いて目の疲れを取り除く
  • 体の中に溜まったマイナス感情を吸い取る

など、わかりやすく言うと、手でほぐすには大変なところ(難しいところ)を手伝ってくれます。

百聞は一見に如かずということで、師匠のシェルヒーリングの様子をぜひご覧ください♪

シェルによって使い方が違う

おもしろいのが、シェルによって使い方や、エネルギーの取れ方が違うということです。

一番わかりやすいところでいうと、大きく3種類の使い分けがあります。

1)大きな巻貝2)二枚貝3)とんがった細い巻貝の3種類です。

大きく3種類の使い分け

こちらも、それぞれの説明を師匠がしてくれているので興味がある方はぜひご覧ください。

おまけのおもしろ話

シェルによっても生きていた海や、その性格によって、「こう使ってほしい」ということを言ってくることがあります。

例えば、先輩オハナがとあるシェルと会話をした時のお話。
(急に危ないこと言い出しましたが^^;、レイアロハでロミロミを習うと感性がとても育つので、自然界のものなどと会話ができるようになります。)

それは二枚貝の子でした。
二枚貝の子は通常、ほうきでサッサッと掃くように、あるいはちりとりですくって上にリリースするように、あるいは、うちわで扇ぐように大きいストロークで流したりという使い方をします。

ですがその子に聞いてみると、もともとは波の激しい海にいたようで、ぴょんぴょんしていたそうです。
だから、ロミロミの時も、ただサーッと平行に流すのではなく、「弾むようにぴょんぴょんと使うと、より(マイナスエネルギーが)取れるよ!」と教えてくれたそうです。

この話を聞いた時、私もまだ貝とお話することなんてできなかったので、
「ほぇええーー!!」とびっくりしました😳
貝っておもしろいなぁ。貝とお話できるって便利だなぁと、心底思いました。

このように、シェルたちは貝殻だけになった後も、心を持って生きているとハワイアンたちは考えていたし、私たちも実際そう感じています。

だから私たちにとっては、シェルはロミロミのために使う「道具」ではなく、ロミロミを一緒に手伝ってくれる「パートナー」なのです。

シェルヒーリングは人にやさしい

師匠のクム ケハウラニがよく言いますが、シェルヒーリングのいいところは「受け手にとっても、セラピストにとっても負担が少ないところ」です。

例えば頑固な凝りに対して、マッサージ店などでは、強い力で押したりもんだりすることもあります。
そうすると、受け手も辛いし(特に高齢者の方は強く押すと内出血などのリスクも。)、帰ったあとにもみ返しがきて余計に凝りが酷くなったりします。

セラピスト側はセラピスト側で、力を使うので疲れるし、変な角度で押したりすると大事な手を痛めたりします。

シェルに手伝ってもらえば、そんな無理な力を使わずに、凝りのエネルギーを緩めていくことができます。
シェルである程度緩んだら、手を使ってマナを直接送りながら優しくほぐしていきます。

「双方にやさしい」というのが私もこのシェルヒーリングが大好きなポイントです💓

シェルヒーリングに興味ある方、レイアロハのロミロミを、ぜひ受けてみてください♪

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管理人(ロミロミセラピスト)

2021年からロミロミを習い始め、セラピストデビューを目指して練習中。私の人生を大きく幸せな方向に変えてくれたロミロミの魅力を、もっと日本のみんなにも伝えたいという想いで書いています。
夢は、「アロハ(愛)の大きな癒し人」になること!^^

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