私が今習っているロミロミスクールは、東京と京都にサロンがある「Lei Aloha(レイアロハ)ロミロミ」というところです。
私はレイアロハロミロミに出合うまで、ロミロミ というものを知りませんでした。
聞いたこともなかったし、ロミロミの生まれた土地、ハワイに行ったこともありませんでした。
初めてロミロミを受けるまで
最初にレイアロハロミロミを知ったきっかけは、レイアロハロミロミのもう一つのサービスの「ロミヨガ」でした。
ロミヨガとは、ロミロミとヨガを融合させたもので、友人がハマって通いつめていたのです。
ロミロミにも興味があったけど、まずは価格的に参加のしやすいロミヨガに参加してみることにしたのです。
そのロミヨガが、レイアロハの代表、杉野 知子さん(現在の師匠、クム ケハウラニ)との初めての出会いでした。
ロミヨガ体験談はまた別の機会に書くとして、
ロミロミを受けることになったのはそれからずっと先、1年後ぐらいのことでした。
本当はもっと早くに受けたかったのですが、やはり料金がブロックになっていて、
ロミロミをハワイのリラクゼーションマッサージだと思っていた当時の私は、そのよく知らないリラックスのためのマッサージにうん万円も払えないと思って、なかなか気乗りしませんでした。
それがだんだんと受けてみようかなと思う日がやってきて、
ついに、清水の舞台から飛び降りるぐらいの気持ちで「えいやっ!」と、申し込みました。
レイアロハのロミロミ は、最後に天からのメッセージを降ろしてくれると聞いていて、
そこの部分には凄く凄く興味があり、もはやそれを目的に行った気がします。
(当時の私は、スピリチュアルオタクと言ってしまえばそれまでだけど、真剣に悟りへの道を探していた時期でした。)
ロミロミ当日
ロミロミ当日は、雨の降る日でした。
1万円札を3枚握りしめて、わくわくした気持ちでサロンに向かいました。
クムが優しい笑顔で出迎えてくれました。
(クム:杉野知子先生のこと。ハワイ語で先生という意味。)
カウンセリング
最初に現在の体や心の状況を聞いてくれました。
この時クムに言われた言葉で、胸に刺さって今でもよく意識している言葉があります。
とある身内の不健康な人について、
「なんとか元気にしてあげたい、そこまでその人を心配してどうしようと頭を抱えているわけではないが、でも少し気にかかる存在ではある」と話しました。
クムに言われた言葉は、
「その人はその人のテーマ(課題)を持ってその人生を歩んでいる。
だから、その人に対して他の人がかわいそうと思うのは違う。
その人の人生、選択を尊重してあげることが大事です。」と。
なるほど、
私がその人を変に心配をすることは余計なお世話で、今の状態を良くないと決めつけて、それをこちらが解決しようとあれこれすることは、その人の人生を尊重していないことになるんだ、と。
はっと気づかされました。
それ以降、その人に対して心配したり、なんとかしてあげようと余計なちゃちゃを焼かないようにしました。
他にもいろいろとお話を聞いてもらって、その時間だけで充分に心がほぐれたのを覚えています。
普段あまり人に話さずに心の内にとどめていることを聞いてもらえるって、すごく癒されます。
ベッドでロミロミ
そしていよいよロミロミが始まります。
まず最初にクムが、プレを歌い始めました。
プレとは、日本で言う祝詞みたいなもので、大自然や天の存在、ご先祖様、ハワイの先人達に感謝を告げるものです。
その歌声がとても素敵で神聖で、ずっと聴いていたいと思うほど。
プレが終わり、施術が始まりました。
温かくて大きくて優しいクムの手が身体に触れます。
とっても気持ちいいです。
そこで寝てしまえたらいいのですが、私は思考が強すぎる人間です。
頭を休めるということが苦手で、この時も頭の中を休めなきゃ休めなきゃと思うほどにぐるぐるぐるぐる思考は強くなります。
後からクムに聞いたところ、私の思考が働いていたから、なんとかそのエネルギーを解放しようとしてやっていたけど(なんか頭でやってくれているのはわかりました)なかなかしぶとかったね、と。
それでも、後半に入る頃にはうとうとして眠りに落ちました。
(ロミロミすごい。)
ロミロミ は基本的に癒しの力が強いので、ロミロミ の最中は寝る人がほとんどだそうです。
ホオポノポノ
もうちょっと寝ていたいなーと思った頃に、ホオポノポノの施術に入りました。
ホオポノポノとは、体に触れずに、マイナスの重たい感情やトラウマ、固定観念などを解放して、その空いたスペースに癒しの光をいれていくという強力な癒しの術です。
夢うつつの状態でホオポノポノを受けていると、
「それではメッセージを聞いていきます」と言われ、一瞬でパッチリと目が覚めました。
私の一番の目的のところ、「天からのメッセージ」です。
「るいさんの身体の中に白い大きな風船のようなものが見えます。
その風船がどんどんと膨らんでいき、バーンと破裂しました。
すると、中からきれいな輝く金色の球がコロコロと転がり、現れました。
この金色の球は、るいさんの魂です。
そして白色の風船は思考を表しています。
この思考を止めた時に、魂がようやく外に出てこれます。」
そのメッセージが心に響いて、私は涙していました。
(天からのメッセージは、今の自分に必要なメッセージだから、どストレートに心に響くのです。)
クムがそのメッセージをヒントに私にアドバイスをくれました。
「るいさん、頭が働いているときはね、魂は表に出てこれないんだよ。
魂の声を聞きたかったら、まずは思考を止めることが必要。
思考を止めるのは難しいんだけどね。」
と。
思考の止め方
続けて、
「他に何か聞きたいことある?」と聞いてくれたので、
「思考ってどうやったら止まりますか?」
と、ベタな質問を。
すると、思考と感覚の違いを教えてくれました。
例えばスーパーで食べ物を選ぶとき、頭じゃなくて心で選ぶのがいいトレーニングになると。
クムは、あまりパプリカが好きではない。
だけど、なんかパプリカが目につく時もある。
目につく時は、パプリカの栄養素が体に必要だということで、買って食べるそう。
他には例えば、この貝を見て、
きれいだな、と思うのが感覚。
この貝を見て、この貝はどこの海から来たんだろう、なんでこんなオレンジ色になるんだろう、このゴツゴツしたのはどうしてそうなるんだろう、
とか考えて分析するのが思考を使っている状態。
だから頭で分析することをやめてみるというのは一つ。
と教えてもらいました。
なるほど。。
ずーーーっと30年も頭で生きてきた私は、思考と感覚の違いもわからなくなっていて、
頭で悟りへの道を探していました。そもそも、探しものをしているうちは悟りからは程遠い状態だと、今ならわかります。
ロミロミが終わった後は妙に心がスッキリして、晴れ晴れした気持ちで帰ったのを覚えています。
まとめ
私がそうだったのですが、ロミロミ は正直、思考の強い人には初回からその価格に見合う味わいを感じるのは難しいかもしれない。体の感覚が鈍いし、体の感覚を味わうということも普段していないから、体の感覚の違いに気づきにくい。
でも、続けて受けるうちに少しずつ身体の感覚が鋭くなってきて、温かいマナが入った感覚がわかったり、翌朝も目覚めスッキリで元気いっぱいなことに気づいたり、長年のトラウマが解放され、自分の中のエネルギーが、180度変わったり。
そんな一言では表しきれないたくさんの感覚が得られるようになります。
私がロミロミを習いはじめてからは、その変化の連続でした。
「今いるオハナの中でも一番思考が強い」と、クムに言われるぐらいの私でも、
だんだんと感覚が育ってきて、思考の休め方もわかってきました。
逆に、普通の人である程度体の感覚がしっかりしている人なら、そのロミロミ効果は1回目からすごく感じると思います。
友人は、その日めちゃくちゃ元気になって、夜眠れず、翌日も一切眠くなく仕事がとてもはかどったと言っていました。
ロミロミの反応はそれぞれだし、それが何回目で確実に体の感覚が違うのかに気付けるかも人それぞれですが、ただひとつ断言できるのは、ロミロミを受け続ければ続けるほど玉ねぎの薄皮をはぐように、少しずつ余計なものが削ぎ落とされていきピュアな自分に戻っていけるということ。
セラピスト側は確実にマイナスエネルギーを取り除いていて、体の中の気(マナ)の巡りも改善しています。
ロミロミ受けたいけど、どうかなぁと迷っている方、悩んでいる方、コメントからでもご相談いただけたら何かヒントをお伝えできるかもしれません。お気軽にどうぞ^^
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